男物 手織夏大島
鹿児島の大島紬の名門機屋、中川織物が制作した珍品の手織夏大島です。縦縞柄ですが、良質の駒糸を使用して1尺6分(40cm)巾で手織しました。経緯絣物の女物夏大島は、一機で通年織っていますが、広幅男物は産地にも殆んどありません。手織の着易さは、当然着た者にしかわかりません。織機物とは全くの別物です。織工の手加減だけで、糸のテンションを調節しながら織るので、生地のしなやかさ・柔かさ・張りがあります。夏着物や単衣は裏地を付けない分、肌で感じられるのです。
SQL/DB Error: 2015年8月13日(Thursday)男物 手織夏大島鹿児島の大島紬の名門機屋、中川織物が制作した珍品の手織夏大島です。縦縞柄ですが、良質の駒糸を使用して1尺6分(40cm)巾で手織しました。経緯絣物の女物夏大島は、一機で通年織っていますが、広幅男物は産地にも殆んどありません。手織の着易さは、当然着た者にしかわかりません。織機物とは全くの別物です。織工の手加減だけで、糸のテンションを調節しながら織るので、生地のしなやかさ・柔かさ・張りがあります。夏着物や単衣は裏地を付けない分、肌で感じられるのです。
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2014年11月24日(Monday)桑原織物の本5マルキ大島紬宮崎都城の名門機屋、桑原織物の40年以上前の、藍染5マルキ一元絣です。桑原織物は経緯総絣の美術大島紬など高級品を多く制作し、白大島や正藍染物でも最高レベルの製品で有名でした。現在では高級品の制作は極僅かですが、普及品は多少流通しています。この大島は資料的製品ですが、着物愛好家やコレクターには是非見てほしい逸品です。
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2014年11月14日(Friday)下野結城ちぢみ茨城県下野地方で織る結城下野ちぢみ織です。幅広い年代から人気の渋いピンク色です。縮み織は緯糸に強撚紬糸を使います。緯糸の撚りは1mで2000回転以上にも及びます。そのため風合いは、ざらりとしたふっくら感があり独特の着心地があります。無地は帯も合わせ易く、着て行く範囲も広がり重宝します。このちぢみ織りは値段も安く人気です。
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2014年11月13日(Thursday)伊那紬 格子・縞信州の伊那紬の中でも、真綿の生地厚でない、生地薄でしっかりしたタイプです。西日本では、あまり寒く無いので、ホッコリ真綿の生地は暑くて敬遠される方が多かったのですが、この手の伊那紬は、先染の牛首紬に似ている風合いで、大変着やすそうです。しかし、最近は格子や縞柄が多いので、その分高級感は減りました。反巾1尺1分。男性なら裄1尺9寸まで。
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2014年11月10日(Monday)本場縞大島鹿児島大島紬の中で、締め機絣柄物で無い手織物や、力織機物は本場縞大島としてオレンジラ
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2014年10月30日(Thursday)本場大島紬 男物大久保絣本場鹿児島大島紬、男物大久保絣の珍色です。男物の珍絣柄には本亀甲や蚊絣・西郷絣・ツガ十絣・割込絣などありますが、生産は極僅かです。普通亀甲柄は人気が無く、小売店は仕入れないし、特殊珍柄は高過ぎて仕入れられません。市場や店には、売る方も買う方も丁度いいのがないのです。
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2014年10月29日(Wednesday)郡上紬きもの愛好家に評判の高い岐阜の郡上紬は、春繭を手紡ぎ、地元の草木染の糸を使用して時間を掛けて手織りした織物です。郡上紬には独特の風合いがあり、蘇芳やコチニールや茜の赤色、苅安の黄阿仙の茶、正藍などを使い、綺麗な優しい色で織りだすために、染料と時間をたっぷり使って染めます。茜100回、藍100回とも言われています。草木染の割に堅牢度が高く、着て洗うほど深みと艶が出ます。染料液に糸を垂直に入れ、糸の繊維が染料を自然に吸い上げる力を利用した、どぼんこ染めは、糸を少しずつ引き上げたり、染料液を減らすことで、より美しい暈しを作ることができます。そうして染めた糸を組み合わせて縞や格子を作る幾何学模様が郡上紬の特徴です。
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2014年9月28日(Sunday)菱屋六右ェ門の織絵羽着物西陣織の「菱屋六右ェ門」の織の訪問着で、七福神の柄です。ジャガード織で絵羽訪問着を織るなら、何千枚ものパターン型紙が必要なので、どうしても図案から慎重になり、売れ筋柄を作ろうとしますが、ありふれた柄や、個性が無い物を作っても仕方ありません。 七福神柄は、染物や帯には人気がありますが、織り込みの着物を制作するところは他に見た事が有りません。
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2014年9月26日(Friday)創作諸真綿紬昔の紬の創り方通りに、真綿から手紡した糸を草木染して、経緯に使用して手機で織り、織り上がりを糊落しの水洗いをした諸真綿紬です。草木染には、身近に取れる季節の物を使い手間を掛けています。経緯真綿は真綿の種類や織り方が違っても、本場結城や久米島諸紬などは結構値段がしますが、この機屋が頑張って制作している真面目な真綿紬は、手間の割には低価格で出しています。
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2014年9月8日(Monday)綿糸織 創作大島鹿児島の大島紬の力織機で織られた、創作綿大島です。今では貴重な手織綿大島(綿薩摩)は、着心地の良さで、着物通や着物上級者の中では有名ですが、現在では織っていません。しかし同じ細番手糸で織ったこの織機織り綿大島も、侮れないクオリィーで、しかも値頃です。
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2014年8月7日(Thursday)座繰糸 夏着尺座繰糸で織った、夏着尺です。肌触りが気持ちよく着易いです。反巾1尺5分ありますので、男物としても仕立てられます。夏の絹物でも手頃の割りに恰好良く高級感があります。6:4で織柄分けしています。
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2014年6月26日(Thursday)手機織 綿薩摩絣制作する産地や機屋で、綿大島、綿薩摩、薩摩絣などと呼びますが、大島紬と同じ締機でムシロを作り、脱色や摺り込みで経緯絣付けした、綿織物の最高品です。製作作業は、全ての工程の職人が嫌がるほど難しく、織工も2反は続けて織りたくないと言うぐらいです。綿大島は、着物通の誰もが着物の中で一番着易いと言います。この綿大島は、擦り込みの160亀甲絣で、特に貴重な技術の結晶です。綿大島は現在は織工がいなく、織れません。
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2014年5月19日(Monday)西陣織 手機綴れ帯超珍品の織り布。西陣の手機織屋の細糸綴れ九寸帯の試作品です。無地織ですが、俗に言うバッタン機で無く、手機六枚繰絖の投げ杼で織っています。通常の綴れ糸で無く、細糸を四本合わせした、無地織するには大変難しい糸なので、当然ながら織段や、織ムラが多く、ベテランの職人でも如何に困難なのかが解かります。 長さ4m20cmなので、普通の名古屋帯は出来ませんが、工夫仕立や、半巾や角帯には格好良いかもしれません。巾九寸(34cm)
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染織工芸 正ヤ 電話番号:082-209-0017 |