西陣の手機綴れ織袋帯です。生成無地色で柄無しの超貴重品です。6枚綜絖で表は巧綴(たくみつづれ)織り、裏地は畦織りを組み合わせ、しっかりした織りになっています。8寸巾で手機で織り上げた表と裏を、手カガリ縫いで合わせていますので、耳の膨れも無い大変締め易い袋帯です。手機の投げ杼綴織りはベテランでないと織れません。柄無しでもオーラを感じる工芸的価値も大変高い袋帯です。 すでに、機屋も織手も無いので幻の綴れ織りになっています。