西陣の高垣織物制作の、ダンマル染の西陣紬付下です。ダンマルとはマレー語で樹脂という意味ですが、樹脂に染料を混ぜて生地に染める技法をダンマル染といいます。近年はこの技法を使う職人が少ないので、貴重になっています。仕上がりが陶器の感じに似ているので、陶彩染とも言われますが、特に紬地に染めると陶器の感じが良くでます。軽い付下げ柄付けになっていますが、お洒落着度が強いです。菱屋六右ェ門の経緯玉繭紬糸の生地は、柔らかく着易すいです。