現在、本場夏結城紬を創る事ができるのは、野村半平工房一軒です。160亀甲絣用に使う極細の手引真綿糸を使用し、 緯糸の45%に麻糸を織り込む事で、涼しさと透け感を出し、本場結城紬と同じ地機で織っています。初代野村半平にはじまり、現在は二代目、三代目が製作しています。唯一の結城紬の個人名のある工房です。半巾耳内1尺5分なので男物にも余裕で仕立てられます。