西陣 手機掬い織八寸帯 
西陣織の国内手機職人の帯は超貴重品になっています。完全手機（紋紙を使わない）による手織は、廃業危機です。発注元の問屋が潰れてきたので、今後は自社ブランド製を前面に出して自主流通をしていかないといけません。この手機櫛織りスクイ帯は珍しい絣柄入りです。通常、経糸はロット分の長さを張りっぱなしで無地糸を使う事が多いので、あらかじめ絣柄を付ける事が困難です。七宝柄で織り上がりも良い細紬糸使用の絣入り手機櫛織りのスクイ八寸帯です。
手機手織の良さは、オリジナル帯１本の制作が可能なところでしょう、写真や図案を出して世界に自分だけのスクイ帯が織ってもらえます。六枚綜絖を駆使して、自分の爪や黄楊櫛で織っていきます。
( 帯の話 )
前（腹）柄
