木原明 染帯

2018/12/30 10:59 投稿者:  admin558

日本工芸会正会員の重鎮だった、染作作家、木原明(きはらあけし)作の絞り染名古屋帯です。制作品には重たい柄の友禅物から、やさしいファンタジックな物まで幅広く人気がありました。昨年秋に他界されました。この帯は作風代名詞の絞り加工と友禅を組み合わせた技法で、存在感のある柄に仕上がっています。織や染のお洒落着物に幅広く締めれそうです。経緯共に玉繭糸を織り込んだ、ザックリとした小千谷産生地を使用しています。

染の話 )
前(腹)柄
前(腹)柄