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2010年9月5日(日曜日)

本場奄美大島紬7マルキ一元絣

Filed under: - masa @ 07時50分21秒

大島紬は、最近は純泥染物も少なく、産地でも元気が無く、古い在庫が安値で取り引きされたり
科学染料物を反動織機で織って、シンプルに着こなそうとか提案している業者が増えています。
大島紬にも最低制作反数のロットがあり、良い物でも16反(8疋)普及物は30反、NCの注文品
などは300反とかありましたが、注文先がロット分を全部引き取れなくなったから別誂え物が少
なくなったのです。 誂え物には注文先の屋号が織口に入りますから、半端物や残り物を市場
に出したらすぐに訳あり品と判るのです。 京都の織物専門問屋に数件織口に屋号を織り込む
社があります、注文した分の品は全部引き取る業者ですが、現市場では16反同柄があっても
売れないので注文を減らしてたり、機屋を切ったりしているのです。

7マルキと呼ばれる物はほとんどがカタス絣式で本当は3.5マルキ前後になります、マルキと
言う意味は縦糸の内の柄糸の数を言いますので、本当の7マルキ一元式の半分しか絣糸が使
われていません、カタスとは1本(1筋)、一元とは2本(2筋)と言う意味なのです。

この大島は、一元絣を創り続けている専門問屋、室町の加納の誂え品ですが、いくら専門問屋
が良い物を創っても、違いが解る呉服屋が減っているので、別誂えの注文が減少していきます
純泥染で一元絣の技法を一反の中に4種類も使った、究極の7マルキ一元絣です。
カタス絣にくらべ一元絣は、全体の制作手間が倍以上掛りますし、織だけを見ても10日以上違
います。室町の加納は値段が高いので有名ですがそれだけコストが掛っていますので仕方あり
ません。絣が綺麗なので評判だった奄美大島のこの機屋も加納の制作はやめてしまいましたの
で在庫分で終わりです。今回の掘出し市で特別出品します。

一元絣に交互に濃淡をつける技法と、右側は一元絣の三元越式の技法

一番代表的な一元絣、井形が最高に綺麗です、右は一元絣三元越の筋入り絣です。

迷路屋のページはコチラからどうぞ


掘出市 着物用コート

Filed under: - masa @ 07時42分07秒

掘出市に出品しています一部リサイクル扱い商品を紹介します
まだ暑い日が続くのでまだ早いのですが、仕立済道行コートとリバーシブル仕立の道中着です
リサイクル品は流通が早いので多少気に入ったら買い、飽きたら処分する感覚で取引されます
 同生地ショール付道行コート  寸法 丈2尺4寸 裄1尺7寸8分 袖丈(着物1尺3寸あわせ)
                     前巾5寸・後巾7寸7分 (着物前巾6寸5分・後8寸ぐらい)


リバーシブル(裏は黒地)仕立のロング丈道中着 洒落着から礼装着物の上に着れます
丈2尺8寸(身長160cmの場合8分丈になります) 裄1尺8寸8分 袖丈(着物1尺3寸合せ)
オクミ3寸 前7寸5分 後8寸5分 (着物前巾6.5〜7寸 後巾8〜8.5分ぐらいに合います)

  共生地で作ったリボン紐           裏の黒地、ふくれ織の字模様が入ってます


2010年9月4日(土曜日)

染の百趣矢野の訪問着

Filed under: - masa @ 00時05分03秒

「染の百趣矢野」の訪問着は、ほとんどが一点物ですので、絶対に失敗作は流出させません
俗に言うB反物なんか絶対にありません。 この訪問着は大変柄が細かい手描き(濡れ描き)
です、生地は最近高級品に使われる河藤の浜ちりめん三眠蚕13中の糸で織った一越です。
通常は蚕を四回脱皮させ糸を吐かせますが、3回の脱皮で吐かせると細くて光沢のある糸に
なります、通常の繭糸は3デニールですが三眠蚕は1.6デニールぐらいになるので、繭8本
ぐらいで13中(13デニール)になります。八掛け柄も身頃裏まで描き込んでいます。 
逸品物の掘出し品は滅多にありませんのでこの機会にいかがでしょうか。


無線友禅は、柄の糸目が無いのが特徴です。 まるで油絵のような出来上がりです。

 袖柄部分                  八掛け部分 身頃裏まで描き込んでいます

       


2010年9月3日(金曜日)

掘出市

Filed under: - masa @ 09時52分26秒

9月1日(水)〜11日(土)の期間
HP紹介着物・帯の掘出市を開催

通常値段表示をしていないのは市場価格より安く公表すると
メーカーや問屋に御迷惑が掛る場合がありますので、問い合
わせの方に限りお伝えしています。
通常でもかなり安く提供していますが、掘出市の時には更に
値段交渉に応じています、この機会にどうぞお問合せ下さい
商品確認をして頂く為の御自宅への発送や御訪問をさせて
頂いています、御遠慮なくお申し付け下さい。


染の百趣矢野の訪問着

Filed under: - masa @ 06時45分29秒

京都のメーカー問屋の「染の百趣矢野」は着物雑誌への掲載で有名ですが、一点物が多い
ので、技術の手間や意匠などで高級品になります。逸品物は全体制作数が多く出来ないの
で限られた専門店や百貨店でしか扱っていません。この訪問着はその中でも上級の中堅の
です。落ち着いた黄ベージュ(皇室が好むロイヤルカラー)に、糸目で全体に地波柄をいれて
(画像ではほとんど見えませんが)仕上げの刺繍までしっかりと仕事をしている、古典正統派
の京友禅です。生地も矢野別注物です。上品な着姿は想像するだけでも雰囲気を出します。

  全体に糸目で波模様柄を白地で描いています、目立たないけど職人技です。


この細かい糸目描きはゴム糊ならではの技です、金駒刺繍は京友禅のお決まりです。



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